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2017年12月14日号

5;2期連続で稼働率増~生コン

経済産業省が11月30日発表した生コンクリート流通統計2017年7~9月期(月産1万4千m3以上の事業所が対象)によると、プラント稼働率は前年同期に比べ0・1ポイント増の9・3%だった。2期連続のプラス。大都市圏の稼働率上昇が目立った。9月の稼働率が前年を上回ったのは24都道府県。最も高かった東京は16・2%で、以下、神奈川が14・5%、宮城が13・4%、茨城と愛知はともに13・0%で続いた。東京はオリンピック関連や民需の増加、神奈川はみなとみらい地区の再開発工事によるもの。一方、宮城は復興工事が終息に向かっており、3ポイント減だった。