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2017年07月27日号

2;来春値上げを視野~湘南生コン協組

湘南協組は昨年11月1日以降の引合受付分の販売価格を500円引き上げ、1万2400円(18・18・20)とした。それに対して足元の建設物価の表示価格は、平塚・厚木で1万1900円、相模原で1万1700円。需給緩和を背景に相模原や町田は、藤沢、平塚などほかの地域と比べて市況形成でも出遅れ感が出ていたが、需給が引き締まるにつれて強含みへ転じるとみられている。次のステップに向けた検討も始まった。傭車料金の値上げなどで生コン輸送コストが膨らんできており、さらに骨材業者も値上げを打ち出す構えを見せている。今後、ゼネコン各社へのヒヤリングを行いながら、コストの動向を見極めることになるが、来春が価格改定の一つのターゲットになりそう。