2017年05月11日号

3;宮崎県が初採用、１ＤＰで打換え

宮崎県日南市の油津港で県内初となる１ＤＡＹ ＰＡＶＥ（早期交通開放型コンクリート舗装）が港湾コンクリートの打ち換えで採用された。貨物の荷揚げと供用しながら工事が進められ、貨物船の接岸のない日に打設を実施、養生時間の短い１ＤＰが採用された。宮崎県油津港湾事務所は４月２４日に同技術を広めるため現場施工見学会を開いた。見学会には宮崎県や県内のゼネコン、宮崎県生コンクリート工業組合、宮崎コンクリート研究所などのコンクリート業界、航空自衛隊新田原基地の関係者など９０人超が参加した。宮崎工組は昨年１１月、同工組事務所で１ＤＰの施工見学会を開いており、そのＰＲが実績につながった。