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2017年04月20日号

4;再値上げは夏以降~神奈川生コン協組

神奈川生コンクリート協同組合(横浜市、大久保健理事長)は、4月1日以降の引合受付分から組合員に支払う代金の一部留保を始めた。地下水の原資を圧縮することで、市況対策の効果を高める目的だ。一方、生コンの出荷は緩やかな回復が続いており、今年度は140万m3を超えて2年連続で前年実績を上回る見通し。堅調な需要が3年くらい続いた後に需要後退局面が訪れると見られている。協組はそれに備えて工場集約など構造改善の財源の確保や促進策の整備を進めていく。