文字サイズ(変更方法 文字サイズを大きく 文字サイズを小さく
2017年04月20日号

5;バイオでひび割れ補修~會澤高圧コンクリート

會澤高圧コンクリート(苫小牧市、會澤祥弘社長)はオランダのデルフト工科大学が開発した、バクテリアを用いた自己治癒コンクリート材料を販売する。この技術は同大学のヘンドリック・M・ヨンカース教授が研究開発したもので、地元デルフト市のバイオベンチャー企業、バジリスク・コントラクティングBVが「バジリスク」の商標で製品化している。會澤高圧コンクリートは同社と製品の日本国内の独占販売契約を締結した。バジリスクはバイオテクノロジーとコンクリート材料技術を融合して、コンクリートに自己治癒機能を持たせることでメンテナンスフリーと耐久性の向上を図る。